コロナ後の咳はほとんどが咳喘息か気管支喘息です。 咳喘息や気管支喘息は呼気一酸化窒素(NO)で検査します。一酸化窒素が高いと咳喘息か気管支喘息と診断できます。一酸化窒素が低い場合でも、喀痰好酸球(EG)を検査するとほとんどの方で好酸球が認められ咳喘息か気管支喘息と診断できます。 コロナ後の咳で来院される患者さんの半数は咳喘息か気管支喘息の既往がある方で、残りの半数は初めて咳喘息か気管支喘息と診断される方です。